Kumano Kodo Kumano Hongu Taisha World heritage 熊野本宮大社16

熊野古道の御朱印とスタンプ、歩く旅の「証」にしませんか

山の緑、苔むした石畳、そして長い歴史を感じる古道。熊野古道を歩いていると、「この道を歩いた記念を形に残したい」と思う瞬間があります。そんなときに頼りになるのが、御朱印とスタンプです。この記事では、熊野古道で御朱印やスタンプを集める楽しみ方を、地元目線でご紹介します。

御朱印とスタンプの違いを知っておこう

御朱印は「参拝の証」

御朱印は、神社やお寺に参拝したしるしとして授けていただくものです。単なるスタンプとは違い、墨書きと朱印で一つひとつ仕上げられます。受け取る際は、まずお参りを済ませるのが基本です。

スタンプは「歩いた記念」

一方、スタンプは地域の観光案内所や休憩スポットなどに置かれていることがあり、旅の記録として気軽に楽しめます。熊野古道には、巡礼の達成を記録できる取り組みもあります。設置場所や内容は変わることがあるため、出発前に公式サイトや観光案内所で確認しておくと安心です。

熊野三山で御朱印をいただく

熊野古道を歩く旅では、[熊野本宮大社](/articles/kumano-hongu-taisha-lunch-local-food-guide)・熊野速玉大社・熊野那智大社の熊野三山が大きな目的地になります。それぞれの御朱印には個性があり、三社を巡って並べると、旅の道のりを思い返せる一冊になります。那智山では、神仏習合の歴史を伝える青岸渡寺にも足を運んでみてください。

御朱印巡りの準備

王子を巡りながら歩く楽しみ

熊野古道沿いには、「王子」と呼ばれる小さな社が点在しています。参詣の道のりを見守ってきた存在で、立ち寄るたびに「ここまで歩いてきた」という実感が湧きます。王子ごとに足を止めて手を合わせれば、旅が少し静かで深いものになります。

地元からのひとこと

古道は山道なので、歩きやすい靴と雨具は必須です。御朱印やスタンプを集めることに夢中になりすぎず、道中の景色や空気、すれ違う人との挨拶も楽しんでください。参拝の作法や静けさを大切にすることも忘れずに。

集めた御朱印やスタンプは、後から見返すと、歩いた日の風や匂いまで思い出させてくれます。熊野古道の旅の相棒に、ぜひ御朱印帳を一冊加えてみてください。


画像: Kumano Kodo Kumano Hongu Taisha World heritage 熊野本宮大社16 / 撮影: Nekosuki / CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons より引用)