Kumano Kodo forest

熊野三山の御朱印めぐりとは

和歌山県の熊野には、古くから信仰を集めてきた三つの聖地があります。[熊野本宮大社](/articles/kumano-hongu-taisha-lunch-local-food-guide)(田辺市)、熊野速玉大社(新宮市)、熊野那智大社([那智勝浦](/articles/fudarakutokai-towa-kumano-nachikatsuura)町)の総称が「熊野三山」です。三社をお参りして御朱印をいただく[熊野三山](/articles/kumano-sanzan-1night-2days-stay-based-plans) 御朱印 めぐりは、旅の記念になるだけでなく、熊野の歴史や自然に触れられる人気の過ごし方です。

御朱印は、スタンプ集めではなく参拝の証です。まず拝殿でしっかり手を合わせ、そのあとに御朱印をお願いするのが基本の流れになります。

三社それぞれの魅力

熊野本宮大社|深い杜に包まれる聖地

熊野古道の終着点としても知られる本宮は、山あいの静けさが印象的です。杉木立の中の石段を上がっていくと、気持ちが自然と整います。神様のお使いとされる八咫烏(やたがらす)にちなんだ意匠も多く、御朱印や授与品を通して熊野らしさを感じられます。近くの旧社地・大斎原(おおゆのはら)もあわせて歩いてみてください。

熊野速玉大社|新宮の街なかで出会う鮮やかな社殿

新宮市の中心部にあり、朱塗りの社殿が目を引きます。熊野川の流れとともに歩んできた土地で、街歩きや食事と組み合わせやすいのも魅力です。時間に余裕があれば、石段を上った先にある神倉神社にも足を延ばしたいところです。

熊野那智大社|滝と海を望む絶景の参拝

那智山の中腹に社殿が建ち、隣には青岸渡寺と三重塔があります。那智の滝を背景にした景色は、熊野を代表する風景のひとつです。神社と寺院が並ぶ姿から、熊野に根づく神仏習合の歴史も感じられます。

御朱印めぐりを楽しむコツ

旅を広げるプラスアルファ

三山をつなぐのは熊野古道です。全行程を歩かなくても、一部区間を歩くだけで、参拝者が通った道の空気を味わえます。白浜や勝浦の温泉で疲れを癒したり、地元の海の幸や名物をいただいたりすれば、御朱印めぐりはより思い出深い旅になります。

まとめ

[熊野三山](/articles/kumano-kanko-experience-report) 御朱印 めぐりは、信仰の歴史、深い自然、土地の暮らしを一度に感じられる旅です。御朱印帳に一社ずつ増えるたびに、熊野との距離も縮まっていくはず。ご自身のペースで、ゆっくり巡ってみてください。


画像: Kumano Kodo forest / 撮影: VKaeru / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons より引用)