熊野本宮大社

熊野本宮大社を早朝に参拝したくなる理由

「熊野本宮大社の参拝時間は早朝でも大丈夫?」とよく聞かれます。結論から言うと、早朝の参拝は静けさを味わいたい人にとても向いています。ただし、境内に入れる時間と、授与所や社務所が開く時間は同じとは限りません。季節や行事で変わることもあるので、具体的な時間は出発前に公式サイトなどで確認してください。この記事では時刻の数字ではなく、早朝にうまく着くための考え方をお伝えします。

朝の本宮は、山あいの空気がひんやりして、聞こえるのは鳥の声と砂利を踏む音くらいです。昼の賑わいとはまるで別の場所のように感じられるはずです。

早朝参拝は「前夜」でほぼ決まる

本宮の近くで泊まる

朝いちばんの参拝は、前夜にどこで眠るかでほぼ決まります。本宮周辺や湯の峰・川湯の温泉地に泊まれば、朝の移動がぐっと楽になります。遠方から日帰りで早朝に着こうとすると、前日から慌ただしくなりがちです。

前夜のうちに整えておくこと

夜のうちに準備を済ませておくと、朝は起きて出るだけになります。

朝の境内の歩き方

到着したらまず深呼吸

参道を進み、石段を上がると、檜皮葺の社殿が静かに並んでいます。石段は急ぐと息が上がるので、朝のウォームアップのつもりでゆっくり上がりましょう。

参拝は「声を小さく、動きをゆっくり」

早朝は、手を合わせる人も少なく、境内が静まっています。大きな声での会話や、撮影のシャッター音が思いのほか響きます。写真は参拝を終えてからにして、先に社殿の前で心を落ち着けるのがおすすめです。参拝の作法は、境内の案内に従えば問題ありません。

授与所は開く時間を待つ

御朱印やお守りは、受付が始まってからになります。早朝に着いたら、先に参拝をして、境内を一巡りして待つくらいがちょうどいい過ごし方です。急いで受け取ろうとしないのも、朝の参拝の贅沢です。

参拝のあとの「朝のつづき」

参拝を終えたら、すぐに次へ向かわず、少し余白を残すのがおすすめです。

早朝に参拝すると、その日の残りの時間が長くなります。余った時間を詰め込みすぎず、ひとつだけ「ゆっくり」を足すのが熊野らしい過ごし方です。

早朝参拝の心づもり

時間に追われる朝ではなく、静けさを受け取る朝にしてみてください。熊野本宮大社の早朝は、その価値のある時間です。


画像: 熊野本宮大社((公社)和歌山県観光連盟 より引用)