熊野那智大社と那智山青岸渡寺

那智大社の石段は何段?まず知っておきたい「数字の見方」

「那智大社 石段 何段」と検索すると、サイトによって数字が違い、戸惑う方も多いと思います。結論から言うと、どこを起点にして数えるかで段数は変わります。

参道の石段は「467段」と紹介されることが多く、手前の大門坂には「267段」とされる石段があると言われています。ただし、数え方や補修の状況によって差が出るため、あくまで目安として受け止めておくと安心です。

数字が揃わない3つの理由

1. 起点がそれぞれ違う

那智山は、麓から登る道と、バスや車で上がってから歩く道とでスタート地点がまったく違います。「大社の鳥居から本殿まで」と「大門坂の入口から」では、数える範囲そのものが別物です。

2. 平らな部分や坂道が混ざる

石畳の道には、段になっていない緩い坂や踊り場が挟まります。どこまでを「段」と数えるかで、数字は少しずつずれていきます。

3. 補修で形が変わることがある

古い石段は、長い年月のなかで直されながら守られてきました。案内の数字が昔のままの場合もあるので、現地の看板もあわせて確認すると確実です。

登り方で変わる「体感の段数」

大門坂から歩いて上がる場合

苔むした石畳と杉木立の続く道は、熊野古道の雰囲気を味わえる区間です。石段の数が多く感じられるぶん、ゆっくり歩く旅の実感が得られます。

バスや車で上がって参道だけ歩く場合

乗り物で上がっても、大社へ向かう参道には石段が待っています。「ほとんど歩かなくていい」と思って来ると意外に息が上がるので、足元は歩きやすい靴で行くのがおすすめです。

石段をラクに登る3つのコツ

数えながら歩くのも、ひとつの楽しみ方

同行者と「何段あると思う?」と予想して登ると、少し距離が短く感じられるかもしれません。ただ、数えることに集中しすぎて足元がおろそかにならないよう、数えるのは安全な場所で、立ち止まって。

まとめ:段数は「目安」、大切なのは自分のペース

那智大社の石段は、起点や数え方で数字が変わります。大事なのは正確な段数よりも、自分の体力に合った起点を選び、休みを入れながら歩くことです。石段を一段ずつ上がった先に待つ那智の景色は、きっと忘れられない旅の記憶になります。


画像: 熊野那智大社と那智山青岸渡寺((公社)和歌山県観光連盟 より引用)